意識ちょっと高い系の本棚

ニッチめな作品を意識高く読んでいきます

今一番熱い氷上 !『メダリスト』紹介

 こんにちは!さわこです。

 

皆様、燃えていますか???

 

最近間の抜けた私を𠮟責するようなアツい漫画があるので紹介させていただきます!

それは『メダリスト』です!

メダリスト(1) (アフタヌーンコミックス)

 

 

〜お品書き〜

 

概要

『メダリスト』はつるまいかだ先生のフィギュアスケート漫画でアフタヌーンで連載中です。現在単行本1~4巻まで発売中です。

 

あらすじ

 かつてフィギュアスケーターとしての夢を果たせなかった明浦路司は親に見限られた少女結束いのりと出会う。「スケートがしたい」という思いを親に言い出せなかったのりを見て、自分と同じ後悔をいのりにさせたくない司はいのりの滑りを見てすぐにいのりの母の前でコーチになることを宣言する。

そして司といのりのタッグは全国のライバル達と切磋琢磨しながら「メダリスト」を目指す。

キャラ紹介

明浦路司

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身長は180cmの26歳、誕生日は9月4日で血液型はB型

本作最高温度を誇るの主人公の一人でいのりのコーチ。

中学生の時テレビで見たフィギュアスケートの世界に飛び込むも、環境や始めた年齢も遅かったためシングルの選手の道を諦める。

アイスダンスに転向し、全日本フィギュアに出場したが本番で大きなミスをしてしまい現役を引退する。

基本的にオーバーリアクション気味で異常に熱血な性格で脳筋な一面もあるが、リンクにかける執念は凄まじくアイスダンスで鍛えた”スケートを見る目”を武器にいのりとメダリストを目指す。

 

結束いのり

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天真爛漫な本作のもう1人の主人公。

何をやっても基本的にダメで母親からは「ダメな子」として育てられたため自分に自信がなかった。姉がスケートをしている姿を見てスケートに憧れるようになった。

明らかに小学生5年生とは思えないような行動をとる変な子だが、司と同じくリンクにかける執念だけは人一倍強い。

 

夜鷹純

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全日本フィギュアスケート選手権覇者で狼嵜光のコーチ。

初登場のシーンでいきなりスマートフォンを壁に投げつけて破壊(n回目)

黒い服しか着ないため光に同じ服を着ていると思われて服を買う様に勧められる。

なんとも難しく掴めないキャラだが、階段から落ちそうになったいのりを庇い、自ら下敷きになって助けるなど優しい面もある。

 

狼嵜光

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世間から「天才少女」と謳われ圧倒的な才能と努力で日本一の称号を欲しいままにしてきた。

歳はいのりと同じく11歳でいのりの最大のライバルである。

両親を亡くして鴗鳥家に引き取られてスケートを始める。

お姫様のようなフリルが多い洋服を好む

 

三家田涼佳

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自らをミケと呼び、コーチの那智鞠緒からミケ太郎と呼ばれている。

「ジャンプこそが自分のフィギュアスケート」と思い混んでいて大人に聞く耳を立てない上に楯突くことも多い。

可愛いものが好きでいのりを「可愛いもの」として扱う。猫こそがこの世で一番可愛いものと思っている。

 

鴗鳥理凰

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夜鷹としのぎを削った日本トップのスケート選手の父をもち、小さい頃から世間から注目されていた。

小学生とは思えないほど落ち着いていて、素直じゃない。初対面のいのりに対して「ブスエビフライ」と言い放つなどガキな一面もある。

 

ここがアツい!

 いきなりですが、フィギュアスケートの中継を見ている時を想像してください。
 
演技が始まったら「転ぶな!着地した!!」とヒヤヒヤしながら演技を見て
「大会新記録すげぇ!」と得点を見て選手と同じように喜び、
「さすがだなぁ、、ホントすごいなあ、、」とメダルを貰うところを見る
 
だいたいこんな感じで見ると思います。
 
『メダリスト』はこの視聴者の体験フィギュアスケートの臨場感一切損なうことなく漫画に落とし込んだ作品です。
しかもそれだけでなく、選手とコーチの苦悩や努力をしっかり描いているので1回1回のジャンプの裏に込められた気持ちがビシビシ伝わってきます。
 
 
さらに、タイトルにある通り目指すのは「メダリスト」つまり世界一です
スケートを始めた年齢が遅く周囲の選手に大きく遅れを取ってしまっているいのりと、アイスダンスという違う分野で目立った成績を残せていない司のコンビが相手にするのは圧倒的な才能たちです。幾らリンクにかける思いがあると言ってもそれだけでは決してたどり着けない目標です。
どん底から這い上がる系のスポーツ漫画はいくらでもありますが、それらの目標はせいぜい高校日本一くらいです。
どん底からオリンピック金メダリストを目指す」という一見現実味の無い目標ですが、練習や技術の描写が丁寧な上に、バッジテストという試験や大会のルールについてなど道のりが具体的に描かれているので高すぎる目標に違和感を覚えずに読むことができて、司の宣言通り読者が「いのりの勝利に賭けたくなる人」になります。
これを作者の仕掛けと捉えると、「つるまいかだ劇場」すごくないですか?
 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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では~ノシ

 

 

 

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